[2001.05.03]
  チタンから,一擲


 ▼color iBook 2.0 rumor(Mac OS Rumors)【英語】
  http://www.macosrumors.com/


 iMacらしさを極力捨て,チタンっぽさを前面に出したiBook。この流れは,夏に発表になる新iMacが,噂サイトに出ていた画像のようなカラフルなこれまでのiMacデザインから離れることを予想させる。チタンをターニングポイントとする,アップルの革命の布石。その一擲のiBook。

 アップル社の発表のメインは,長い間噂されていた,パワーブックG4 チタニウムに似たiBookだった。他に行われた発表は,CDライティングが可能なマックOS XとiTunesのアップデート,さらに教育市場への強力な販売計画。新しいiBookには,新しい色の登場が予想される。まぁすぐにではないけれども。

 第3四半期(4-6月)を静かなままで終わらすことはできないと打った手は(過去記事),好意的なレスポンスが多く,なかなかいい感じで広まっているようだ。だが,このニューマシンは微妙に表現しにくい機体となっている。MacCentralの記事(MacWIRE ONLINEの記事)で,「メタファーを思いつかない」とあるが,本当にどう表現していいかわからない。ある意味では,iMac以上に,PCの常識から逸脱しているのか? まぁ,これほど明度の高い筐体のノートというのは,初めてみるが。

 以前のiBookの広告キャッチは,「iMac to Go」だった。今回は「Your life. To go」。iMacの成功を継いだ機種という印象から離れ,デジタルハブとして,そしてチタンという新しい輝石を礎とする。新しいiBookとチタンによる,ホワイト&メタルは,なかなかいい出来栄えかもしれない。と,そこに降って沸いたようなカラーNew iBookの話。あったとしても当分先だろうし,もしかしたら,もう「iMacではない」iBookに,そんな噂は必要ないのかもしれない(それはちょっとだけ,残念な気もするけどね)。


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